学校生活

  • 中学受験体験記①

    • 2019.01.29
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    いよいよ中学受験が今週末に迫ってきました。今日の翠陵ブログでは、現在の翠陵中学1年生の受験体験談の模様をお送りしたいと思います。
    本日は1年1組の女子生徒Mさんです。

     

    〇それではインタビューを始めたいと思います。翠陵に入学してそろそろ1年になりますが、ちょうど1年前、あなたが受験生だった時、受験の前日はどのように過ごしていましたか?

    ■実は、1月23日から29日頃まで、インフルエンザになってしまったんです。なので、直前も体調優先でゆっくり過ごしていました。前日の31日は、朝1時間くらい漢字を勉強して、昼間は好きな本を買いに出かけました。夜は18時ごろから2時間ほど、苦手な算数の公式を主に覚える時間にして、21時30分頃には寝ました。勉強というよりは、苦手なところを確認していたという感じです。

     

    〇直前にインフルエンザとは大変でしたね。何か体調管理をするうえで気を付けていたことはありますか?
    ■インフルエンザも予防接種はしていたので、熱は2日くらいで下がり、治りも早かったと思います。予防のためにマスクは毎日していました。

     

    〇受験当日、試験会場には何分前くらいから行っていましたか?
    だいたい30分前くらいだったと思います。私の時は雪が降っていて、とても寒くて手がかじかんでなかなか温まらず大変でした。私は冷え性なので、特に冷えてしまって、試験が始まってもかじかんだままで字を書くのが大変でした。絶対カイロは持って行ったほうがいいです!

     

    〇たしかに受験の時期は寒いから、寒さ対策は必要ですね。ところで、受験の時は緊張しましたか?緊張を和らげるために何かやっていたことはある?
    ものすごく緊張しました。朝から腹痛や吐き気がするくらいで・・・。人の前に立ったりすることは緊張しないのですが、自分一人の力で成し遂げなくてはならないこととかは緊張することがあるんです。
    待ち時間などただじっとしているとますます緊張してしまうので、持っていった単語帳をずっと見ていました。

     

    〇やっぱり受験には単語帳だね。ほかに受験会場に持っていってよかったものはある?
    さっきの単語帳には苦手だった算数の公式を書いていたのですが、苦手なものを直前に確認できるようにしていたのはよかったです。待ち時間をうまく使えたし、試験開始と同時に不安な公式を問題の余白にメモしておいて、その公式を使う問題が出てきたら、そのメモを見ながら解くことができました。
    他には、塾の先生からいただいたメッセージ付きのチョコレートを持っていきました。そのチョコレートを朝に1つ食べて、あとはお守り代わりに眺めていました。終わった後にも、もう1個食べたと思います。

     

    〇それはいいお守りですね。ほかにも身近な人、例えばご両親とかにしてもらったことで印象に残っていることはある?
    ■私の家ははおばあちゃんが一緒に住んでいて、受験前日に私の好きなメニューを作ってくれたり、大好きなアイスをくれて「頑張って!」と応援してくれたのが力になりました。
    あとは、お母さんがいつもは「勉強しなさい」と言っていたのに、受験の2週間前くらいからあまり言わなくなって、代わりに「自分が受かりたいならやりな(勉強しな)」と言われるようになって、それが逆に「やらなくちゃ!!」という気持ちになりました。

     

    〇周りの人の応援って力になるよね。最後に受験生へメッセージ、アドバイスをお願いします。
    とりあえずカイロは絶対に持って行ったほうがいいです!勉強は大変だと思うけれど、自分に合った勉強方法を自分で考えて、自分の好きなように勉強するといいと思います。単語などを覚えるときに好きな音楽をかけたりすると、記憶がつながって思い出しやすかったりするのでお薦めです。今まで頑張ってきたことを信じて、自分の力を出し切ってください。

     

    自分のしてきたことに自信を持っていて、終始はきはきとした口調で答えてくれました。翠陵に入学後も輝き続けている彼女を見て、自分で考えて努力してきた人の強さを肌で感じました。
    次回は、男子生徒の受験体験記をお送りします。

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