校長Blog

  • 3月1日 高校卒業証書授与式

    • 2019.03.1
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    「雨祝(あまいわい)」は、日照り続きの時に雨が降って仕事を休んでするお祝いの事です。前日から降り続いた雨は、今日の卒業式のための雨祝をもたらしてくれました。

     

    今年の卒業生は304名。横浜翠陵高等学校第31期生になります。また中学共学3期生、高校共学6期生として先生方と力を合わせ、共学前の翠陵の歴史の先に新たなエネルギーを注いでくれた大切な仲間です。

     

    卒業の朝の集会場。ちょっぴり興奮気味な入場待ちのひとときです。

     

    厳かな空気が漂う会場で式典は進行します。

     

    一人ひとりに卒業証書を授与。

    卒業証書は在学中の努力の証。胸を張り、目線は高く、全員が最高の笑顔で手にしました。また、皆勤賞をはじめとする多くの受賞者の表彰も行いました。

     

    校長式辞。

    これからの人生で、自分が生きる環境を「選ぶ」ことと「創る」ことの大切さ、翠陵のモットー“Think & Challenge!”の精神を忘れずにいて欲しいと話しました。

    理事長及び保護者会会長からの祝辞、そして多くの祝電もいただきました。

     

    締めくくりは、在校生からの送辞に続く卒業生による答辞です。

    一人ひとりの胸に、在学中の多くの思い出が浮かんだことでしょう。

    「仰げば尊し」「蛍の光」の歌声で会場が包まれ、式は静かに幕を降ろします。

     

    さあ、胸を張って、目線は高く、新たな航海への力強い船出です!

    入場の時の何倍もの大きな拍手で送られました。

     

    21世紀を生きて22世紀を創る皆さん。20年後、30年後、どのような活躍をしているのでしょう?楽しみです。50年後、60年後、どのように人生を振り返っているのでしょう?

    高度な科学技術の発達と、国境を越えたグローバル化が進行する現代社会は、想像以上のスピードで変化を続け、私たち人間の役割をも大きく変えようとしています。

    いついかなる時も、翠陵で培った“Think&Challenge!”の精神を忘れることなく、「考えることのできる人」を目指し、自分らしく、自分だけの人生を、自分の力で、歩んで欲しいと心から願っています。

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