校長Blog

  • 中学受験生の皆さんへ

    • 2018.01.29
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    「冬来りなば春遠からじ」 If Winter comes, can Spring be far behind ?

    原典はイギリスの詩人シェリーの詩の一節で、「冬が来たということは、春はもうそこまで来ている証拠だ。」と解釈されています。翠陵でも、毎日気温が低く本格的な冬の到来を実感しますが、目線を上げると視界に飛び込む桜の木は、目前まで迫った開花のときを想像させてくれて暖かい気持ちになります。

     

    桜の花芽は夏に形成され秋には休眠に入ります。そして最も厳しい冬の寒さを迎えると休眠から覚め、そこから開花に向けてのラストスパート、そしていよいよ満開の桜並木のお出ましです。桜の木が、開花という一大イベントに向けて長い時間をかけて「準備」すること、またそれには厳しい寒さという「試練」が不可欠であることは、まるで受験生の生活のようです。「サクラサク」という合格電報はこのことからはじまったのでしょうか? 皆さんの受験の「準備」はもう十分できたはずです。今は受験前の不安という「試練」と向かい合っているのでしょう。さあ、ここからは開花に向かってラストスパート、全力を尽くすだけです。

     

    校訓「考えることのできる人」、モットー「Think&Challenge!」のもと、翠陵での学校生活を満開の桜に囲まれて一緒にスタートしましょう。「考える」とは、知識を総動員して自分としての答えを創ること。「挑戦」とは、多くの体験を通じて自信を深め自己肯定感を高めることです。「考えるちから、挑戦するこころ」を翠陵で一緒に育てましょう。

     

    全校生徒及び教職員一同、受験生の皆さんのご健闘を心よりお祈りいたします。

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