7月18日(月)に本校女子サッカー部主催で行われている横浜市少女サッカー教室を開催いたしました。

以下、横浜翠陵高等学校女子サッカー部顧問の翠先生より開催後のメッセージをいただいております。

『以前は10年以上続けていた企画ではありますが、コロナ禍で３年ぶりの開催となりました。このサッカー教室に小学生時代に参加した生徒が、縁もあってか本校に入学し、女子サッカー部に入部しているのが現状です。

実施目的は以下の２つです。

一つは、今後、ご招待を受ける大会等に参加させていただく前に「招待する側」を知ること。とかく招待される大会に参加してしまうと招待されることが当たり前となりがちです。大会を運営する側を知ることで、より周りを見て主体的に行動でき得ると判断し、高学年生と低学年生を対象に短い時間の中でどうトレーニングメニューを組み立てるか、小学生に対してどのような声掛けが必要かを準備段階から本校の部員に考えてもらいました。

もう一つは、「伝え方」を即断即決で考え実行する重要性です。社会に出れば、自ずとプレゼンや顧客の前で喋ることが求められ、今から論理的にシンプルにどのように伝えるかを考える機会を与えることは大切だと個人的には思います。ましてや小学生が対象ですので、より端的に分かり易く伝えることは私自身も毎回学びが多いと感じます。

本校の部員たちも初めは緊張からか笑顔も若干固めではありましたが、徐々に笑顔や小学生に対する声掛けを工夫することできるようになり、参加してくれた小学生が最後に「サッカーの面白さには厳しさも必要だということを今日は学ぶことができ、ありがとうございました！」と言ってくれた際には、本校の部員も最高の笑顔を見せておりました。

暑い中ではありましたが、ご参加いただいた選手の皆様、保護者の皆様、指導者の皆様、改めてこのような機会をいただきまして感謝しております。また、お会いできればと存じます。』