校長Blog

  • 20200627 6月の始業式

    • 2020.06.27
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    長い休校期間が一区切りし、生徒たちが学校に帰ってきました。

     

    6月第1週は週1回の準備登校。第2週はクラスを2分割して午前または午後に登校し3時間ずつの授業。第3週は前週の午前と午後を交代。久しぶりの学校生活に心と体を少しずつ慣らしました。

     

    広いところを求めて体育館でHRを実施

     

     

    6月22日(月)、全校生徒が勢揃い。令和2年度の正式なスタート、始業式です。

    全校放送を通じて次のように話しました。

     

    先ずは、生徒と教職員全員が今日元気に揃うことができたことに心から感謝します。大げさに聞こえるかも知れませんが、私達が今置かれているのはそんな世界なのです。

     

    そして、3か月近く遅れて迎えた今日の始業式。2020年度のスタートであると同時に「新たな日常」のスタートです。

     

    「新たな日常」の1つは、ウイルスとの共存です。STAY HOMEは解除されましたが気を緩めてはいけません。今までと同様に一人ひとりが感染予防を心がけ、感染しない、感染させない、自分と大切な人の命を守ってください。学校生活も必要最低限から始めます。

     

    「新たな日常」の2つ目は、新たな価値の創造です。あたり前の生活を取り上げられ一人になった毎日で、色々な事を考えたはずです。今までの生活は全てが正しかったのか、日常に身を任せていただけではないのか。学習に対する姿勢、友達との関係、将来のこと。本当に大切なものは何なのか。新たな価値の追究は今後も続けねばなりません。

     

    今日から新しいスタート。皆さんのより良い未来を共に創っていきましょう。

     

    黒板一杯にかかれた先生の板書、すぐ近くで共に学ぶクラスメート

    リモート学習中も一人で集中できたけど、教室での集中は心地よいです

     

    机の上にプリントを広げ、講義を聴きながら記入していく

    この当たり前の作業に幸福を感じたのは初めてかも

     

    生徒が帰った後は教員総出で消毒作業です

     

    梅雨らしい毎日が続きます。昨日は、大変珍しい現象の「環水平アーク」と呼ばれる虹色の雲が翠陵の上空に出現し、授業中の生徒たちから歓声が上がり、共に空を見上げる先生方の姿がありました。

     

    学校という特別な場で展開される教育活動。失いかけて多くのことに気づかされました。

    貴重な日々を大切に過ごしていきたいと思います。

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