横浜翠陵高等学校_学校案内2022
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横浜翠陵高等学校校長|田島 久美子 本校の校訓は「考えることのできる人」、モットーは“Think&Challenge!”です。 「考えることのできる人」は、一生の間に抱く多くの夢や使命を実現しようとするとき、立ちはだかる課題を自覚し、解決策を自ら考え、仲間とともに実現のために意欲的に行動できる人です。課題を自覚するには、現実を冷静に見つめて自らの心に正直に向き合うこと。前例のない課題の解決策を考えるには、広い視野と多角的な視点を備えること。勇気をもって行動するには、自分の良さや可能性を信じ、あらゆる他者を価値のある存在として尊重できる心を持つこと。理想の人間像を目指すために必要な、これらのちからの土台を在学中に築くのです。 “Think&Challenge!”は日々の行動指針です。翠陵でのあらゆる学びを通じて知識と経験を積み重ね、興味関心を更に深めて視野を広げ、「Think=考えるちから」を確かなものにします。「Challenge=挑戦するこころ」を膨らませ、小さな自信の積み重ねをやがて大きな自信とし、高まる自己肯定感とともに他者を想う心を育みます。 社会構造の大きな変化によって、あらゆるものを取り巻く環境が複雑さを増し、その予測が困難となる未来で、自分の人生を、自分の力で、自分らしく、力強く生きることができる人になることを願っています。そして、その原点は翠陵での3年間にあったと思える日々を共に過ごしましょう。考えることのできる人1940年 4月 財団法人堀井学園 創設1951年 2月 組織変更により学校法人堀井学園となる1986年 4月 横浜国際女学院翠陵高等学校 開校1987年 7月 海外教育研修開始(以降、毎年実施)1988年 6月 上海市第三女子中学(中国)と友好校提携1989年 4月 文部省(当時)より帰国子女教育研究協力校の指定を受ける1993年 7月 日本メキシコ学院(メキシコ)と姉妹校提携1993年 11月 セント・ポール女学院(アメリカ)と姉妹校提携2005年 4月 文部科学省よりスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール〔SELHi〕研究開発校の指定を受ける2011年 4月 男女共学化し、コース制(特進・国際・文理)を導入 横浜翠陵高等学校に校名変更2016年 11月 セント・アンソニーズ・カソリックカレッジと交流校提携■2021年度コース別の男女比 (高校1年生) ※内部進学者を除く男子 42%女子 58%特進コース女子 69%男子 31%国際コース女子 53%男子 47%文理コース男女比についてコースによって差はありますが、学年全体では男女半々に近い比率になっています。QA校則について「考えることのできる人」の校訓に示されているように、自分で是非を正しく判断できる人に育ってほしいという考えから、守らなければいけない基本的な内容を校則として定めています。校則の主旨を理解し、自分の意思で節度ある行動がとれるようになってほしいと考えています。QAカウンセラーについて日々の心のケアは担任が中心になって行い、生徒の相談役として悩みをしっかりと受け止め、対応しています。そして、予約制の相談室でも専門のスクールカウンセラーが様々な悩みや不安を抱えた生徒たちの相談にのり、早期の問題解決を図ります。QA保護者への連絡体制について保護者の方へメールアカウントを配付し、登録していただいています。このアカウントを通して学校からの情報発信や緊急時の連絡等を迅速かつ確実に届ける体制を整えています。QA災害時の対応について災害対応マニュアルを作成し、登校時・在宅時に被災した場合の対応を整理し、全生徒・全保護者に配布しています。また、災害時に備えて全生徒分の食料品等を備蓄しています。QA情報端末について1人1台端末をBYOD(自分の情報端末を持ち込む)方式で実現します。端末の条件は入学時にお知らせします。QA昼食について校内に学生食堂があります。食堂では麺類やカレーライス、日替わりランチなどを270~460円程度の値段で提供しています。QA学校沿革HISTORY校長挨拶26

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