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【秋の植栽 ~お父さんお母さんありがとう~】
- 2025.10.29
今年も保護者の会である翠陵会の皆さんにお花を植えていただきました。
翠陵では年に2回、春と秋に多くの保護者の方々に集まっていただいて植栽をしています。
「校内のあちこちに可憐に咲くお花を見て、少しでも明るい気持ちで学校生活を送ってね!」というメッセージが込められています。開校以来39年も続く翠陵会の伝統行事になっています。
降りしきる雨の中でしたが、お父さんお母さんありがとう。
直接「明るく生きなさいよ」って言われるよりも、こうやってこっそりメッセージが隠されてる方が心に沁みるわぁ。
お花以上にキラキラ輝く緑化委員長のKさんと役員の方々。卒業生のお母さんも駆けつけてくれました。

あんなに深かった翠陵の緑も少しずつ秋めいてきています。
紅葉を予感させる背景に秋らしい茜色や葡萄色、りんどう色などが映えています。




生物のО崎先生が、植えていただいたお花を解説してくれました。さすがですオカピー先生♪
【すみれ】
日本では北海道から屋久島まで広く分布。寒さに強く生命力もあり、都会ではアスファルトの隙間でも生える。道端や草陰でも生育するため、控え目で奥ゆかしいと思われ、女子の名前にもよく使われる。花言葉は「誠実」や「謙虚」で、宝塚歌劇団の歌にも♪すみれのは~な~♪と唄われている。
【ビオラ】
園芸用に品種改良されたスミレの仲間。現在では8つ以上の種類がある。ビオラはスミレのラテン語「紫の」という意味で、紫色が有名。柔らかく深みのある花を咲かせ、バイオリン属のビオラという楽器はこの花の風合いが名前の由来。俯きがちに咲くことから、花言葉には「思慮深さ」も。
実力養成試験が直前に迫って忙しい日々を過ごす生徒のみなさん、たまには道端に咲くお花を見て、「あー可憐に咲いていて美しい、私もこんなふうに凛と咲くね」とか「私たちをこっそり応援してくれる父ちゃん母ちゃんありがとう」なんてことを思ってくれたら嬉しいなぁ。
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