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【横浜薬科大学と教育提携を結びました】
- 2025.09.11
翠陵は、昨年から『外へ!』をひとつのテーマに掲げて活動しています。
学校はややもすると閉鎖的で独善的になりがちです。外に飛び出していくこと、外と繋がること、そうやって視野が広がっていくといいよね、そんなことを目論んでいます。
世界へ飛び出す海外研修プログラム、多くの企業と連携する翠陵クエスト、大学生メンターとのドリカムタイム、旅行会社さんと生徒が折衝する修学旅行、海外大学100大学との指定校推薦提携、そして各大学との教育連携などなど、全部『外へ!』を具現化するプログラムなのです。
若者よ、汝の力を広い社会で試すんだ!
さて、この『外へ!』の一環として、9月10日に横浜薬科大学と教育提携を締結をしました。


横浜薬科大学は、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神として2005年に設立されました。
人の苦しみを理解し、共感し、慈しむ “惻隠の心”を持つ人間性豊かな薬剤師の育成に尽力されていることは勿論のこと、”薬”以外の分野にも広く目を向けられて、グローバルな21世紀型薬剤師を数多く輩出し続けています。
性善説に立つ孟子が唱えた”惻隠の心”は、自己の利益のみを追求しがちな子供たちを抱える現代の教育現場にも求められています。進化するAIによって人の心を想像する機会が失われるかもしれない今後の社会でも、益々その重要性が増していくことだと感じています。
横浜薬科大学さんには先日の1Day Campusにも参加していただき、薬学から少し離れて「オリジナル入浴剤を作ろう」講座を開いていただきました。受講した翠陵生はおうちで使ってお肌スベスベになったかな?
調印式の後は戸塚にある広大なキャンパスを案内していただきました。
このキャンパスは昔懐かしドリームランド、そう知る人ぞ知るあの大遊園地の跡地に作られています。私は藤沢市の富士見台小学校に通っていましたが、藤沢市北部の小学校は冬のスケート教室でドリームランドに行くのが定番でありまして、私も毎年訪れていました。あーこのへんはスケートリンクだった所だ!なんて思いながらのキャンパスツアーでした。
また、真剣に薬学を学ぶ学生の皆さんをキャンパスのあちこちで拝見しました。
具合が悪くなった時だけ薬を飲んで、チクショー!これは効かないとかダメだとか好き勝手なことを言っている自分を小一時間説教してやりたくなりました。薬に限らず何ひとつとっても多くの人の苦労が詰まっている、それが分かれば表現の仕方ももう少し柔らかくなりますよね。これも横浜薬科大学が仰る”惻隠の心”ですね。
横浜薬科大学の皆様、教育提携を結んでいただき、ありがとうございます。
両校の学生・生徒がより高く羽ばたいていけますように、名前ばかりの提携にならないように、末永くよろしくお願い申し上げます。
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