-
『制服デザイナーさん、今年も来たる!』
- 2025.05.26
今日の全校集会は、今年も制服デザイナーの池内さんをゲストにお呼びしました。
全校集会はいろんなゲストをお招きすることが多くて、もはやちょっとした「徹子の部屋」状態です。
池内さんは、翠陵中高が颯爽と着こなす制服をデザインされた売れっ子デザイナーです。
手掛けた学生服のデザインは全国で 100 校以上、最近では、航空会社や電鉄会社の制服もデザインされていらっしゃいます。
翠陵の制服誕生秘話やカッコイイ着こなし方を熱く語っていただきました。
昨年のご登壇の際には冬服についてご教授いただきましたが、今年は夏服についてもお話を伺えました。
「中学の女子はグレーのセーラー、高校は男女ともにネイビーのブレザーとなっています。
翠陵に来て毎回思うのは、緑が多く、とてもいい環境に学校があるということです。
グリーンは、リラックス効果があって、仕事や勉強の集中力が上がることが確認されています。
そのスクールカラーのグリーンを制服の一部(シャツ・ブラウスの衿裏、ブレザーの見返しパイピング、ネクタイ・リボン等)やスクールバッグに、さりげなく取り入れています。
中学の女子の制服はセーラーを進化させ、かわいらしさと上品さを表現しています。
高校は凛としたイメージ。
学校にはたくさんの綺麗な花も咲いており、それらの花の色もスカートに織り込んでいます。
夏服は冬服とはイメージを変えて、中高共に爽やかなイメージにしています。
翠陵のモットーである「Think & Challenge!」を実現するために、皆さんが着ている制服があります。先ずは服装からキチンと着ましょう! 第一印象は 17 秒で決まりますからね!」
「制服について3つお伝えします。
1つは、TPО に応じた着こなしをして、ONとOFFの切り替えを上手にすること。
2つめは、1着を3年間大切に着用するために、日々のお手入れが必要です(ブラッシングやハンガーに掛けるなど)。
そして3つめは、制服はユニフォームであるということ。ユニフォームは仲間意識や一体感の向上にも繫がりますね」。
ここで高校生と中学生の男女4名が登場。正しい着こなしをレクチャーしていだきました。
「今回は夏服で登場してもらいました。
胸元は、リボン・ネクタイをする場合はキチンと締めた方がカッコいいね!
付けない場合は、シャツの第一釦までは留めておくとスッキリ見えますよ。
スカート丈は膝頭が見えるようにデザインされています。
シャツをズボンやスカートから出すとだらしなくなりますよ。」
「今日から、一人ひとりが意識して、翠陵生という自覚を持って仲間意識を高めてもらえたら嬉しいです」。
中高生諸君!
人の印象は目で変わるのよと言ったCMもあったけれど、中高生の印象は制服でも変わるのよ。
今やどこも同じような制服が多いけれど、翠陵のプライドに池内さんの想いも乗せて、今日もカッコよく美しく着こなしましょう!
-