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『小さな自信からいつか大きな自信へ、そしてチャレンジをする自分に、そうそれがトレッキング・デー』
- 2025.05.12
ドン・キホーテの商品のような長いタイトルになってしまいました。
雨で延期していた翠陵名物のトレッキング、1週間遅れての開催です。
トレッキングを前に全校集会でみんなにこんなお話をしました。
「なんでこんなに長い距離を歩くんだよ」とか「だるいわー」なんて声も聞こえてきそうなこの行事、そもそもトレッキングをどうしてやるのか、トレッキングの裏に隠されている先生たちの熱い想いをお伝えしましょう。
今から14年前の2011年、Think &Challenge!のチャレンジをするために何が必要かを私と世界史のS田先生で考えました。そうです、言い出しっぺは私です。恨むなら私をお恨みください!
さて、どうしたら皆がいろんなことにChallengeするようになるのかな?って。
今の子はなんだか失敗を恐れて動かない子が多い、何かをやり遂げたという自信のない子も多い。それじゃぁChallengeしないよね。
だったら自分に自信を持ってもらおう、自信があればChallengeするよねって。
でも、いきなり大きなチャレンジは難しい、そうか、小さなことでもいいから成功体験を味わおうよ!
どんな小さなことでも「やりきった」達成感を経験しようよ!
小さな自信からいつか大きな自信に繋げてほしいなーって。
そんな親心から生まれたのがこのトレッキング。
最初は徹夜で歩き切ろうなんてアイディアもありました。
今のご時世、そんなことしたら虐待って言われちゃうし危ないし軍隊みたいだしで断念。
よし、中学生は学校から江の島までを3年間かけて歩き切ろう!
翠陵から江の島の先の太平洋へ、さらにその先に見える大きな世界へ!
さぁ今年の中1生も意気揚々と学校を出発。
高校生は多摩川を3年間で制覇しよう!
水源から多摩川の河口まで、さらにその先の大海原へ!
待って、水源は山梨の山の奥じゃん、道がない! こりゃムリだ。ということでスタートは羽村駅に。
ルートが詳細に描かれたしおりを手にいざスタート!
この行事の裏にはそんな先生たちの熱いハートが隠れているのだ。
歩き切って、小さな達成感を味わって、やり切ったその自信をいつか大きな自信に繋げて、世界に羽ばたいていってね!ってね。
みんな、どうだった?
みんなで歩き切ってゴールできた時の、その爽やかな笑顔をずっと忘れないでね!
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