校長Blog

  • 第37回 卒業証書授与式

    • 2025.03.3
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    3月1日、第37回横浜翠陵高等学校卒業式が挙行されました。

    最後の卒業生に手渡しした卒業証書は第7206号。

    1986年の開校以来、7206人もの卒業生を送り出してきたことになります。

    生徒1人1人にたくさんのドラマがありました。

    みんなが幸せになっていますように!

     

     

     

     

     

     

    巣立っていく卒業生に向けた式辞を抜粋して掲載します。

    『卒業生の皆さん、卒業おめでとう。

    私から先生方を代表して最後の課題を出します。提出期限は無期限。

    いつか答えが見つかったら、いつでも提出しに母校に帰って来てください。

    1つ目の課題は、Think。

    今までは、出された問題を解くことがThinkの中心だった人も多いことでしょう。

    模範解答が用意された問いを考えて答えて、「あー合ってた」とか「いやー間違えた」とか、そんな結果に一喜一憂するばかりの人も多かったことでしょう。

    これからは、「自分は何者で、どんな人間なのか?」

    「そんな自分は、どう社会で生きていくのか? どう社会に貢献するのか?」

    これらをThinkすることになります。

    これが1つ目の課題です。

    2つ目の課題は、Challenge。

    今までは、大人が敷いてくれたレールを進むのがChallengeの中心だった人も多いことでしょう。

    与えられた課題に取り組むことで挑戦した気になったことも多かったことでしょう。

    これからは、「何をやるのか?」

    「どうやるのか?」

    「誰とやるのか?」

    道の無い所にレールを敷いて、多くの人と協力しながらChallengeしていくことになります。

    何があってもへこたれずに立ち上がる気力、信じる道を突き進んでいく勇気、たくさんの人に支えられている感謝の気持ち、これらをどう持つか。

    これが2つ目の課題です。

    みなさんが、この先進んでいく新たなステージで、それぞれの答えを見つけて、母校に報告がてら遊びに来てくれることを楽しみに待っています。

     

    さぁ、卒業生のみなさん。

    ちょっと寂しいけれど、本当はすごく寂しいけれど、旅立ちの時です。

    「これからが今までを決める。」

    翠陵での多くの経験に価値があったかどうかは、これからの生き様にかかっています。

    高校時代の良い思い出も苦い経験も、これからどう生きるかでその価値が輝くものになるか、くすんだものになるかが決まるのです。

    「これからが今までを決める。」

    どうか「あの時があったから今の幸せがある」と思えるような日々を送ってください。

    私たちはみなさんの笑顔が大好きでした。

    いつまでも笑顔を忘れずに、未来に向けて幸せを掴んでください。

    何があっても私たちはみなさんをずっと応援しています。』

     

    卒業おめでとう!

    自分らしく生きていくんだよ!!

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