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【CONNECT!~大学出前授業~】
- 2025.12.4
後期の定期試験が始まっています。
高校3年生は火曜日から学年末試験、高2以下の学年は後期中間試験です。
それはそれとして?、試験を直前に控えた月曜日の午後を使って、毎年恒例となりました『大学出前授業』を開催しました。高校1年生と2年生が、来校された大学の先生方の授業を受講します。


翠陵は数年前から『外と繋がろう!』をテーマに、こうしたイベントをたくさんやっています。
今回の出前授業や1Day Campus、1日なりきり大学生ツアー、大学との教育提携、大学生メンターとのドリカムタイム。
これらは大学と繋がって未来の自分を描いてみようよっていう企画。
イギリス・カナダ・ニュージーランドなどへの海外研修、アメリカ・メキシコ・上海との海外姉妹校交流、世界各国からやってくる留学生たち。
これらはもちろん世界と繋がろう!の企画。
さらには企業からのお題をみんなで考えたりする翠陵クエスト、旅行会社と折衝を重ねながら自分達で創る修学旅行。
これらは実社会と繋がってみんなで笑顔になろうよ!の企画。
学校というところは、なんだかんだ言ってもちょっぴり閉鎖的。
何か嫌なことがあっても逃げ道がなかったりします。大人になれば世界が広がって選択肢が増えていきます。自分の意思で職場や人間関係を変えたり、趣味や娯楽でストレスも発散できたりします。
大人だってまぁそんなに簡単に居場所を作れる訳じゃないけど、小中高生に比べれば自由度は高い方ではないでしょうか。
だから子供達にはせめて数多くの選択肢があることを知ってほしいなーって思ったりするのです。たとえ狭い世界であったとしても心だけは広い世界に夢を馳せていてほしいのです。
あーまたしても底抜け脱線ゲーム(古すぎ!)でした。
今回の出前授業、講座ラインナップの一部はこの通り。生徒たちは2コマを選択できます。
・自らの生き方を考える「教育学」
・体と心と頭を使って世界の問題を理解する「UNESCOユースセミナー」
・マーケティングと消費者心理からみる「経営学」
・なぜ人は市場で取引を行うのか「比較生産費説の経済実験から」
・これからの住まいと街並みを学園都市「成城」を通して考える
・データサイエンスと宇宙物理
・AI共生社会を考える
・作業視点で生活を考える「作業療法学入門」


なんとも知的好奇心をくすぐってくれるタイトルではありませんか!
知らなかったことを知ったときの喜び。
日常を科学の目で見直したときの新鮮さ。
カッコいい専門用語に触れたときの「あれ?頭良くなったかも」という高揚感。
「大学っておもしろそうじゃん!」「学問って身近じゃん!」って感じられたかな?
大学の先生方、お忙しい時期にも関わらず我ら翠陵生の心に刺さる授業をありがとうございました。
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