校長Blog

  • 【中学生、都会に飛び出して世界を学ぶの巻】

    • 2025.09.22
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    中学1・2年生が今年も校外学習で大都会に行ってきました。

    森の中にある翠陵は「校舎の窓からビルが見えない県内唯一?の学校」と言われていますから、ビルだらけの大都会に行くだけでそりゃもうワクワクハラハラの大冒険であります。

    とは言え、目的は大都会を味わうことではなく、中学で大々的にやっている翠陵グローバルプロジェクトの一環として「世界を知ってSDGsを深めていこう! 英語で交流しよう!」がテーマなのであります。

    ゴムタイヤとコンピュータ自動運転で有名なゆりかもめに乗って、東京湾の絶景を拝みながら、1年生は有明テニスの森にあるスモールワールズ東京に、2年生は江東区の青梅にあるTOKYO GLOBAL GATEWAYに行ってきました。

     

    中2のK藤先生、中1のT中先生からのレポートです。

     

    『中学2年生はTOKYO GLOBAL GATEWAY(TGC)へ行ってきました。

    ここでは7~8人のチームに一人、エージェントと呼ばれる外国人講師がついて活動をします。まるで外国にいるかのようなリアルな空間の中で、英語でのコミュニケーションに挑戦しました。

     

     

    始めはチームビルディングからスタート。エージェントやチームのメンバー同士で自己紹介、 “Nice to meet you!”  “Please call me 〇〇!” 少し恥ずかしそうにしながらも英語で一生懸命コミュニケーションをとるチーム、すぐに打ち解けてジェスチャーゲームで楽しむチームなど、積極的に参加していました。

     

     

    緊張もほぐれたところで1つ目のプログラムでアクティブイマ―ジョンエリアに移動。「TGGで多文化理解」と「スピーチのテクニックを身につけよう」のいずれかを体験しました。「TGGで多文化理解」では、スペシャリストから色々な国の文化について学び、それをチームでディスカッションしながら深めていきます。エージェントや仲間にサポートしてもらいながら興味津々で取り組んでいました。「スピーチのテクニックを身につけよう」では、スピーチに必要な抑揚や強弱、ジェスチャーの大切さを学んで、実際にスピーチにチャレンジしていました。

     

     

    2つ目はアトラクションエリアでの体験です。エアポートゾーン、ホテルゾーン、トラベルゾーンの3か所で、実際に起こり得る場面を想定して英語でやり取りをします。トラベルエージェンシーで行きたい旅行プランをプランナーに相談したり、クリニックで診察を受けたりと、まさに使える英語を体験しました。どのエリアも本当に外国にいるようなリアルな空間で、気分も盛り上がり楽しみながら英会話に臨むことができました。

     

     

    中学2年生は、来年の夏にニュージーランドの海外研修に挑みます。普段学んでいる英語が実際に外国の方に伝わる経験を通して自信を持ち、これからも英語学習に励んで行きましょう!』

     

    続いて中1のT中先生から

    『とてもとても頑張った前期期末試験が終わり、ドキドキの答案返却が終わり、前期も終わりが見えてきた本日、中学1年生はテニスの聖地、有明コロシアムの横にある「スモールワールズ東京」に行って来ました。「SDGsを知り、身近な問題に目を向けることで、今後の翠陵グローバルプロジェクトに活かすこと」がテーマだ。

     

    生徒たちは精巧なジオラマに大きな期待を持ちながら、朝の通勤ラッシュに負けずに無事?に現地までいつもと変わらぬ元気さで到着。早速お出迎えしてくれたのはあのエヴァンゲリオンの初号機だ。生徒のボルテージはさらに上がる。目をキラキラさせて入館。「ジオラマ見るぞ!」の前に、SDGsのお勉強を施設の方にみっちりしていただきました。丁寧にご説明をいただきありがとうございました! 

     

     

     

    そして、いよいよ、職人さんの魂の籠ったスモールワールズへ! 

    圧巻のミニチュアの世界は「関西国際空港」「エヴァンゲリオン格納庫」「第三新東京都市」「宇宙センター」「世界の街」と広がっていました。一つひとつの細部までこだわりを放つミニチュアやフィギュアに職人さんの本気の熱量を感じ取ることができ、生徒の心の中にも「職人気質」が芽生える声を聴き取ることができました。「第三新東京都市」には学年主任のJ保先生にそっくりなフィギュアもありました(笑)。

     

     

     

    あっという間にスモールワールズの世界を体感し、最後はクイズラリーの答え合わせをして、お弁当を食べて解散しました。来年は職人になってフィギュアを作ってみたいと生徒たちは言っていましたよ!

     

    今回学んだSDGsで、関心ある目標の事例も知ることができ、生徒たちは一週間以内に自分ができることの積み重ねをしてくれるきっかけもいただきました。

    施設の皆さん、貴重な時間をいただきありがとうございました!』

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