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【成績個別面談で作戦会議】
- 2025.06.18
中間テストや模擬試験の結果をもとに、担任の先生と翠陵生による個別面談を実施中です。
今年から翠陵伝統の国際交流を牽引するM茂樹先生も高校1年生と毎日面談です。
卒業生のみんな、M先生は相変わらず濃厚ソース風味でゴリゴリ頑張っているよ!
面談と言っても堅苦しいものではなく、今後のプランを「あーでもない、こーでもない」と一緒に考える感じです。翠陵ではこうした面談をかなりの頻度でやっています。
定期試験や実力養成試験後の作戦会議、勉強面以外にもお悩み相談や進路相談などなど、面談の内容は多岐に亘ります。三者面談はどこの学校でも当たり前にやっているけれど、担任と生徒だけの二者面談をたくさんやっている学校は珍しい方かもしれませんね。
こんな風に何度も子ども達と向き合えるのは、翠陵が小中規模の学校だから。
中学は学年2クラス、高校は学年5~6クラスの規模ですから、子ども達と先生達の距離は近いのです。
これが良い事なのか良くない事なのか、子ども達の自主性を邪魔してはいないか、子ども達にとっては余計なお世話ではないのか、大いに悩むところではあります。
どの先生も「どこまで口を出すべきか?」のもどかしさと闘いながら、「どうしたらやる気になってくれるかな?」とあれこれ考えながら、「この子にはこんな方法を提示したら伸びるはず!」といくつものレシピを組み合わせながら、彼らと真剣に向き合っています。
先生たちで決めていることは「とにかく生徒の話を聞こうね!」ですが、先生ってのはどうしても喋っちゃうんだなぁ。許して!
保護者の方からこんな相談を受けることがありました。
「私は過保護すぎるのでしょうか? 分かってはいてもついつい口を挟んじゃうんです。」
若い時に有名なバレーの監督さんから言われたことがあります。
「その子が出来ないのか、それともやらないのかを見極めること。出来ないことには手を差し延べる、やらないことには手を差し延べずに悩ませる。やらないことにまで手を差し延べたら過保護だよ。」
先生たち、そんなことを頭の片隅に置きながら個別面談に臨んでいます。
ガンバレ翠陵生、ガンバレ先生たち!
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