高等学校の学び Learning at Senior High School

丁寧に伸ばす確かな学習指導

つまずいた生徒には、「D・U・T」のどこが原因か確認し、適切なフォローを実施

横浜翠陵では学びのプロセスを「D・U・T」の三段階に分け、「知りたい(興味)」→「わかった(理解)」→「できた(演習)」のサイクルを繰り返しながら、着実に学力を高めていきます。さらに、このサイクルの各段階で細やかな支援を行います。
興味理解演習のサイクルに注目

つまずいた生徒には D / U / Tのどこが原因か確認し、適切なフォローを実施

DESIRE「挑戦したい」「夢を実現したい」……生徒のやる気を引き出します。

生徒の「挑戦したい」「夢を実現したい」といった気持ちを実現するために何をすればよいのか? 何が問題でどう解決していったらよいのか? それらを「知りたい」気持ちが学校生活の中での生徒の「やる気」を引き出します。
  • 特別ゼミ

    多種多様な特別講座(文理コース)。様々なテーマを設定して、興味関心のある事項を掘り下げ、理解を深めます。

    • 国語系ゼミ
    • 数学系ゼミ
    • 体育系ゼミ
    • 社会系ゼミ
    • 理科系ゼミ
    • 英語系ゼミ など
  • 進路ガイダンス
    様々な仕事のプロからアドバイスをもらい、自分の将来を考える機会にしていきます。卒業生や外部講師による講演会等を通して、大学入試に向けて着実に自分の進路を絞り込んでいきます。
  • 大学キャンパス見学
    大学生によるガイドや学食体験を通じて、大学キャンパスの雰囲気を体感。大学生活のイメージをより具体的なものにします。
  • 理系プロジェクト
    普段の授業とは違う視点から理系の面白さ、奥深さに触れる体験型の特別講座。大学教授・准教授による講演や大学研究室の訪問、博物館の見学など、様々な企画があります。

UNDERSTANDオリジナル教材を用い、どのようなことでもわかりやすく説明します。

工夫されたオリジナル教材などを用いて、学習内容をいかにわかりやすく説明するかが教師の使命です。「やる気」あるモチベーション高き生徒たちとの対話を中心に授業を進行します。
  • 習熟度別授業
    理解度に差が生じやすい英語と数学で実施。「わかる」体験を増やします。コースの入れ替えは定期試験ごとに行うため、努力の成果も実感できます。
  • 夏期講習
    個別の補習とは別に、1年次から必修または希望選択制の夏期講習を実施します。特に1年次では、前半に夏季 休業中の学習方法を提示し、実力養成をはかる必修講習を行います。1年後半および2・3年次では、入試を視野に入れながら、実力UP・弱点克服を狙います。
  • 冬期講習
    実力UPのための特別講習として、センター入試対策や私大入試レベル演習などの講座を多く実施しています。
  • 校内予備校
    2・3年次では、外部予備校講師による大学受験対策講座を開講しています。

TRAINING授業内容の理解を、知識の定着につなげます。

「授業ではわかっていたけど、試験ではできなかった」という経験はありませんか? 「わかる」と「できる」は違います。横浜翠陵では授業内容の理解を、知識の定着へと進めるために復習や問題演習の時間を多く設けています。
  • ステージアップテスト(1年)
    高校1年次の総復習として、文系選択者3科目(英・国・社または数)、理系選択者3科目(英・数・理)、特進コース3科目(英・国・数)の試験を実施します。
  • 実力養成試験(年3回)
    先取り学習による先回りよりも、学習内容を1ステップずつ固め定着させていくことの方が学力を伸ばすためには効果的。横浜翠陵では復習の機会と学習内容の確認をするための試験を年3回行っています。
  • 模擬試験
    全国での自分の位置を知るだけでなく、定期的に学力の推移をチェックするために、年3〜5回の進研模試・年2回のスタディサポート(1・2年)を全員が受験します。特進コースでは夏期講習中に河合塾の模試も受験します。

FOLLOW UP学年全体、学校全体で一人ひとりと向き合います。

3年後の大学受験に向けて、効果的に学習を進めるために大切なことは、試験までの道のりを把握し、改善点を見つけていくことです。そのためには、「学習計画を立て、実践し、成果を分析する」ことが重要になります。横浜翠陵では、日常の記録であるチャレンジノートや個人成績カルテを基に年間を通じて学習の進め方をフォローアップ。担任だけでなく学年全体、学校全体で一人ひとりを見守っていきます。
  • 個別成績面談
    定期試験の直後に、生徒と担任による成績面談を行います。試験前後のようすを聞きながら、一人ひとりに適したアドバイスを伝えます。
  • 三者面談(年2回)
    個別成績面談とは別に、夏季休業前と冬季休業前に保護者を交えた三者面談を行います。長期休業中に何をしたらよいか、学習面に加えて、日常生活や進路についての情報を交換し、家庭と学校の連携を強化します。
  • 補習
    授業よりも高度な内容を扱う補習、小テストや定期試験の結果による指名補習、生徒の要望に応える補習などを行っています。
  • チャレンジノート
    自立した学習者になるためのツールです。DUT理論で進む授業・学習に加え、PDCAサイクルの視点により家庭での生活・学習を自分自身が意識し、時間管理をすることで、主体的・計画的に学習が進められるようになります。エゴグラム診断によって知った「今の自分」から、「理想の自分」へと近づくための行動目標を記入し、毎日振り返ることで、学習・生活そして内面の成長も実感することができます。担任はノートを確認しながら生徒一人ひとりの状況を把握。必要なタイミングで最適なフォローアップを行います。

自信と向上心を引き出す授業

勉強は「わかる」からこそ楽しめる

知識は積み重ねが大切です。小さなつまずきを解決せずに進んでしまうと、やがて大きな壁にぶつかってしまいます。だからこそ横浜翠陵では、教科に関わらず「分かる授業」を実践しています。「わかる」は飛躍の土台となる「自信」「向上心」につながるからです。
  • 英語科
  • 思考する、表現する、本物の言語へ
高校の英語教育は実践力養成期と位置づけており、予習⇒授業⇒復習のサイクルで基礎を固め、演習を通して大学入試に対応できる応用力を身につけます。自分の英単語運用能力が何千語レベルに到達しているかを測るSuiryo Words Olympicや各資格試験を利用して、大学入試までに小さな目標をいくつも設定し、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能のレベルアップにつなげていきます。
また、国際コースでは独自の時事英語の授業を通じて社会的・国際的な話題を扱い、読解力や速読力に加えて高度な英語コミュニケーション能力の向上を図ります。
  • 理科
  • 身の回りの事象に疑問をもつ瞬間から
身の回りの事象に疑問を持つことからはじまり、実験・実習を通して体験的に理解します。実験・実習を多く行うことで、結果を整理し考察し表現する「科学的な思考力・表現力」を養います。
また、定期的に問題演習や小テストを行い、基礎の定着を図ります。テスト後には解き直しを行い、間違った部分を把握させ、その原因を考えさせます。繰り返しの演習で授業をより深く理解させ、知識や解法の定着につなげています。
理系プロジェクト

授業とは違う視点から様々な刺激をもらい、柔軟な心と頭で受けとめる。
理系の学習がいかに面白いか、身近なものか、奥深いものかを感じながら、興味の翼を思い切り広げ、将来の自分の姿をイメージするためのプロジェクトです。

■土曜理系ゼミ

| 講義形式 |主に土曜日午後に学内で実施

大学教授・准教授、企業の研究者など理系のスペシャリストを招き、専門分野における研究内容や日常生活への応用などの講義を聴きます。

元年度の主なテーマ看護学、薬学 他

■筑波研究学園都市見学ツアー

| 施設見学形式 |学期間休業中に実施

日帰りバスツアーによる筑波の訪問。毎年場所を変えて様々な研究施設を見学します。

元年度の主な訪問先筑波宇宙センター(JAXA)、理化学研究所 他

■研究室訪問

| 大学訪問形式 |主に長期休業中に実施

大学のキャンパスだけではなく、研究室を見学し、大学における探求学習を疑似体験します。

元年度の主な訪問大学慶應義塾大学、北里大学、東京理科大学 他

  • 数学科
  • 物事を論理的に考えるために
数学を学習する目的は論理的に物事を考える力を育成することです。数学の授業では各ステップにおいて適切適量な問題演習を重ね、それまでに学習してきたことを応用しながら学力をアップしていくことを大切にしています。生徒一人ひとりの学力をしっかりと見極めるため、1年生(文理コース)では習熟度別授業を導入しています。自分のペースにあった学習ができるので、苦手意識に陥ることはありません。
  • 国語科
  • 自分のことばで考え、正確に伝えあうために
人は、一つの言葉に対して様々な視点を持ったりイメージを抱いたりします。国語の授業では常に対立の概念を意識し、自分の意見との違いを認め、他者の美点を柔軟に取り入れる姿勢を養います。そして、自分の考えを明確にし、相手と正確に伝えあう表現力を育みます。
授業では、現代文・古典ともに文法・語句の基本的な知識の定着を図りつつ、問題演習を積極的に行います。また、国語表現では入試小論文にも対応できる「論理的な国語力」を補強します。