校長Blog

  • 【12月11日全校集会】考えるちから

    • 2017.12.11
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    本日の全校集会で、新聞記事 ~「大学新入試 知識の質重視」(12月5日(火) 東京新聞)~ をもとに生徒達にこんな話をしました。

    2020年度から実施される、現行のセンター試験の後継の「大学入学共通テスト」の試行調査の問題と結果の一部が公表されました。国語と数学ⅠAで導入が決定した記述式問題も含まれ、全体の出題意図は、①「思考力・判断力・表現力」を発揮できるか、②多様な資料に対して知識を活用できるか、とのことです。2020年実施の入試なので高1から高3までの皆さんには直接関係ないのですが、他人事ではありません。

    大学入試改革を始めとした一連の教育改革の背景には、今後予想される世の中の急速な変化があります。第4次産業革命と呼ばれるテクノロジーの発達がその一つです。人間の仕事の一部を機械が担うことになり、今の仕事の半数はなくなると言われ、人間の役割は別のものになります。もう一つはグローバル化の進行で、誰もが多様な価値観の中で生きることになります。そのような状況では、今まで正解だったことがそうではなくなり、新たな答えを自分の力で探さなければならなくなります。つまり「思考力・判断力・表現力」、「知識を活用する力」が必要になるのです。

    およそ20年後、世の中は大きく変化している筈です。皆さんは、社会的にも個人的にもきっと大活躍中している頃でしょう。その際に必要な力の土台を今から築いておかねばなりません。20世紀は、知識豊富で指示に従える人が世の中をリードしました。21世紀を生き22世紀を創る皆さんの時代では、自分の力で「考え」仲間と協力して答えを出せる人が世の中をリードすることになるでしょう。

    翠陵の校訓は「考えることのできる人」です。「考える」とは、知識を総動員して自分の答えをつくる作業です。また、目の前の課題について「考える」ときは、一つひとつの問いに対する自分の答えを積み重ねる作業になります。そして「考える」過程で他に発信し助言を得ることで「考え」は更に深まります。

    「考える」とは何なのか問い続け、「考えるちから」をしっかり身につけていきましょう。

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